2009年8月アーカイブ01

 

収入保証保険とは、被保険者が死亡・高度障害状態になった時に、遺族(受取人)に対して年金が支払われる保険のタイプです。

 


イメージとしては、定期保険や逓減定期保険(保険料と死亡保険金が年々下がっていく)の死亡保険金を分割して支払われるのに近いですが、年金の受取期間の設定は保険会社や契約タイプによって異なるので注意が必要です。

 

年金の受取方法は、回数指定の確定年金タイプと死亡後の保険期間満了時まで支払われる逓減(ていげん)定期タイプ分かれます。

 


そもそも昭和58年にソニー生命がはじめて保険商品として開始、ソニー生命の場合は家族収入保険という呼称で比較的割安に設定されていて、非喫煙割引などでさらに掛け金が割引されるようです。

 


確定年金タイプでは死亡時から事前に決定していた回数の年金が支払われるタイプです。ですので、何歳で死亡しても遺族が受け取る死亡保険金は変わらないです。

 

逓減定期タイプでは死亡時から所定の保険期間満了時まで年金が支払われるタイプです。

 


被保険者が死亡年齢によって遺族の受け取る総年金額がかわります。しかし年金受取期間に最低保障(5年など)を設けている保険が多いようです。

 

ただし税金面での収入保証制度は、死亡保険の一時金として一括で支払われた場合、相続税の対象になることが多いようですが、月々の年金払いの場合は所得税(雑所得)の扱いになり、収める税額はやや高くなるようです。


 

 
 

2009年7月29日、米国保険会社大手ハートフォードが財務省より34億ドル(約3230億円)の資本注入を受けたと、子会社である変額年金保険の大手ハートフォード生命保険は発表。

 

最低保証制度の影響が大きくあってか、ハートフォードも変額年金の運用成績が下降したため、最低保証の費用が運営がかなり厳しい状況にあるようだ。

 

 

再保険を親会社が補っていたため、ハートフォード生命保険は運営悪化をある程度回避できても、親会社に直結するため、今回の資金注入で財務状況の建て直しが行われたと発表している。


しかし、日本では5月時にすでに変額年金の新規販売は中止されており、変額年金の最低保証の運営が大きなリスクとなると懸念の声も多いようだ。

 

 

ところで、変額年金保険とはどんな保険なのでしょうか。

 

一般的には、個人年金保険の場合、利率は固定利率だそうで、金利の変動があっても、加入時の利率はかわりません。

 


したがって、受け取る年金の金額は加入時の算出額と同じです。

 

ところが変額年金保険は異なります。


加入時に契約者が支払った保険料の年金支払原資の部分を株式や債券などで投資運用して、運用実績によって最終的に受け取る年金額や返戻金が変動するタイプの個人年金保険だそうです。

 

そもそも保険会社は資産運用は行っているものの、運営実績と加入者の受け取る年金とは関連がなかったわけですが、変動年金保険はダイレクトに利率が変動するというわけですね。


投資性が高い年金保険なのでしょうか。